まつ毛に負担をかけないマスカラの落とし方でダメージを最小限に
普段、マスカラを落とす時どんな風にクレンジングしていますか?
もしかすると、毎日行っているクレンジングの方法によっては、まつ毛に負担をかけてしまっている可能性があります。
マスカラのクレンジング方法ひとつで、まつ毛が抜けてしまうのか、健康な状態で保てるかは大きく変化するものなのです。
では、まつ毛に負担をかけないマスカラのクレンジング方法にはどんな方法があるか、また、マスカラの選び方についてもチェックしていきましょう。
クレンジング料選び
まつ毛に負担をかけずにマスカラを落としたいときには、使っているマスカラの種類がポイントとなります。
・ウォータープルーフのマスカラ
ウォータープルーフは水や汗にとても強くできているという特徴を持っているため、『水』が主成分のクレンジングやリキッドクレンジングではなかなか落ちません。
水でできていると思うと肌にもよさそうですが、落ちないからと擦れば逆効果になるため、油分が入っているポイントメイクリムーバーや、オイルクレンジングを使いましょう。
・フィルムタイプのマスカラ
水やお湯で落とせるフィルムタイプのものや、特にウォータープルーフとうたっていないマスカラである場合は、上記の『水』が主成分のポイントリムーバーやリキッドクレンジングでも簡単に落とすことができます。
また、フィルムタイプのマスカラの場合に限っては、特にクレンジング料を使わなくても落とすことができるので、そういった場合にはまつ毛の負担も考えるとリムーバー無しでもOKです。
ただし、洗顔料での洗顔を行う時に、しっかりとマスカラが落ちているかは確認しておきましょう。
マスカラクレンジングの方法
マスカラをより素早く、そして負担なく落としたいという時には、コットンと綿棒を使ってクレンジングしていきましょう。
1、片目につきコットン2枚と綿棒1本にクレンジング料を出す
2、半分に折ったコットンを下まつ毛の生え際部分(まつ毛の下、下瞼)にあて、目を閉じる
3、もう1枚のコットンで上下まつ毛を挟むようにあてて、マスカラをふやかす
4、下瞼のコットンはそのままに、綿棒をまつ毛の生え際から下にクルクルと動かしてマスカラを落とす
※落ちにくい場合は小刻みに左右に動かすと効果的ですが、決して強くこすりつけないこと
この方法を使えば、まつ毛への負担を減らしてマスカラを落とせますし、クレンジング料が目に入って沁みたりなどのトラブルも減らすことができます。
ポイントメイクリムーバーでも顔用のクレンジングでもどちらでもできますが、専用のものの方が短時間で落とすのには向いているので積極的に使っていきましょう。
マスカラ選びのポイント
ウォータープルーフのマスカラは汗や水に強いため、長時間メイク直しができない人や、アウトドアに出かけるときにはピッタリです。
しかし、油分でしか落とすことができないため、落とすときにも専用のアイテムがないとなかなか落ちないなど、まつ毛を擦ったり引っ張って抜けやすくする原因にもなります。
これに対して、フィルムタイプのマスカラはウォータープルーフよりも軽やかな使い心地です。
落とすときも水やお湯で、クレンジングを使わなくても落ちるものが殆どであるため、目元を擦ったりなどせずに済むのが特徴です。
ただ、にじみやすい・落ちやすいというマイナス面も持っています。
マスカラを選ぶときには使うシーンに合わせるのが得策ですが、まつ毛を液体でコーティングしていることには変わりないため、どれを選んでも少なからず影響はあるのだということを忘れないようにしましょう。
どのタイプのマスカラであろうと、マスカラをしたまま寝てしまうなどクレンジングのやり残しが一番の負担となるので、『その日のマスカラはその日のうちに!』を心掛けていきたいですね。