まつ毛貧毛症の3つの症状と原因
まつ毛が人よりも薄かったり、毛の量や太さが貧相なのではないか…と悩んでいる方は、それはまつ毛の病気でもある「まつ毛貧毛症」かもしれません。
自宅ケアをしていてもなかなか悩みが解決していかないという時は、まつ毛貧毛症かどうかを調べてみると、効果的な治療を進めていくことができますので、まずは、まつ毛貧毛症になってしまう原因と、具体的な症状について詳しく知っていきましょう。
ただ単に人よりもまつ毛が少ないだけなのか、それとも他に原因が隠れているのかを知り、正しい処置ができると悩みの解決も素早くできますよ。
こんな症状に注意
まつ毛貧毛症に悩む人の多くが抱えている症状が、
- まつ毛が少ないこと
- まつ毛が短いこと
- まつ毛が細いこと
などです。
まつ毛貧毛症という名前にある通り、まつ毛が不足していたりなど不十分に感じるのであれば、この病気である可能性が高いです。
とはいえ、まつ毛の量や太さに関しては人と比べてみないと、自分が適切なのかどうかは解りませんし、まつ毛の元々長い人や毛の量の多い人と比べれば、誰でも自分のまつ毛には不満を覚えるでしょう。
自己判断するのはとても難しいことであるので、どうしてもまつ毛の悩みを解決したいという方や、自分のまつ毛はまつ毛貧毛症の症状にあてはまるのではないかと気になるときには、まずは対応してくれる病院を探して通院してみてください。
まつ毛貧毛症の原因とは
自宅ケアによるまつ毛へのダメージ
まつ毛貧毛症になる原因の一つに、毎日のメイクやメイク道具の不衛生さが挙げられています。
- ビューラーで力いっぱい引っ張ったり、カールさせようとする
- ビューラーのゴムにマスカラなどが着いているのに変えていない
- ウォータープルーフのマスカラの多様、つけまつげやまつ毛エクステをしている
こうした、毎日のキレイのために欠かせない行為が、徐々にまつ毛にダメージを蓄積させている可能性があります。
強い圧力などの物理的な刺激だけでなく、メイク道具やエクステの接着剤などによる雑菌の繁殖という刺激にも気を付けなければならないのです。
加齢によるダメージ
髪の毛がそうであるように、年齢を重ねるごとにまつ毛の状態も悪くなっていきます。
毛が細くなりボリュームダウンする、ハリ感やなくなってカール持続力が減るなどの変化が起きます。
薬の副作用や病気の影響
抗がん剤の副作用でまつ毛が抜けるケースもあります。
命にかかわる病気の治療に必要な薬である場合は、身勝手に飲むのをやめるべきではありません。
また、アトピーの影響で目の周りに刺激が加わってまつ毛が抜けたり、女性の場合は出産後にホルモンバランスの変化で一時的にまつ毛が抜けやすくなることもあります。
このように、まつ毛貧毛症の原因となるのは、病気の影響もありますが、日常生活のなかでつい自分で行ってしまうことが殆どです。
まだ症状に悩まされていないという方は、まつ毛に悪いことをしていないかを振り返ってみて、まつ毛貧毛症を未然に防ぐことを努力していきましょう。
既にまつ毛貧毛症の症状に悩まされている、当てはまるかもしれないと不安な方は、自己判断せずに病院で判断してもらいましょう。
もしも自分では原因となることをしていなくても、隠れた原因を突き止めることができるかもしれません。